三陸復興海岸や三陸ジオパークの中心に位置する浄土ヶ浜は、岩手県宮古市を代表する景勝地です。
白い小石の浜辺が広がる風景と青い海のコントラストが美しく、透明感のある水の色は見る角度や天候などによってエメラルドグリーンや群青色など鮮やかな色彩を見せる事から、「群青の海」とも呼ばれています。
浄土ヶ浜の名称は、宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と、目の前に広がる風景に感嘆したことから名付けられたともいわれており、約300年前に未だに見た事のない絶景を目の当たりにしたことがこの地に伝えられています。
火山のマグマが冷えて固まった流紋岩が長い年月をかけて浸食を繰り返し、削り取られて尖ったような巨岩が立ち並ぶ風景、そして日本庭園のような景色と共に海外にでも訪れたかのような幻想的な光景は、まさに極楽浄土とも感じ取れます。
この映像では、深夜から6時間撮影を続けた星景のタイムラプス動画と青い海の美しさが広がる日中の景色を収録しています。
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