おかえりモネの舞台 宮城・気仙沼観光 気仙沼大島&岩井崎 東北地方 海の風景
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台になった宮城県気仙沼市の観光名所の中から岩井崎、東北最大の離島である大島の風景です。
気仙沼大島は三陸復興国立公園の中にある自然豊かな離島で、以前は大島汽船のフェリーでしか行く事が出来ませんでしたが、2020年4月7日の気仙沼大島大橋の開通により、徒歩や車での往来が可能になりました。
時間などの都合により全ての名所を巡る事はできませんでしたが、今回は五か所の観光スポットを紹介しています。
岩井崎(宮城県気仙沼市波路上岩井崎)
気仙沼市の中心部から10km南にある石灰岩が続く岬で、波が高い日に岩場の隙間から潮を吹き出す様子を見る事が出来ます。
この地も2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波によって被害を受けましたが、龍の形に残った松がある事で知られるようになり、「龍の松」と呼ばれて縁起物として親しまれるようになりました。
龍舞崎(宮城県気仙沼市横沼)
気仙沼大島の最南端にある景勝地で、駐車場から龍舞埼灯台まで徒歩で約10分程続く遊歩道からは太平洋に浮かぶ奇岩に荒波が押し寄せる様子を眺める事ができます。
小田の浜海水浴場(宮城県気仙沼市中山)
環境省選定の「快水浴場百選」で特選(全国2位)に入る程の美しい景観と水質が楽しめる海水浴場でしたが、こちらも東日本大震災時に地盤沈下や砂の流出などの被害を受けてしまいます。
その後、地元住民や全国のボランティアが必死に清掃活動や瓦礫の撤去などを行い平成24年には宮城県内で初めて海開きを行う事ができた砂浜として知られています。
島々に囲まれている半円形にカーブを描いた砂浜である事から遠浅で波も穏やかである他、エメラルドグリーンに輝く水の美しさがまるで南国風景のような美しい景観を作り上げています。
亀山展望台(宮城県気仙沼市亀山)
気仙沼大島の北川に位置する標高235メートルの山で、リアス式海岸特有の美しい景色や幻想的な日の出などを眺める事ができます。
亀山駐車場から約12分ほど山頂に向かって歩くと展望台にたどり着けます。
十八鳴浜(宮城県気仙沼市大初平)
砂を踏むと「クックッ」と音が鳴る事から9×9=18で、十八鳴浜と名付けられた砂浜です。国の天然記念物にも指定されており、砂が汚れてしまうと音が鳴らなくなるため、人の手が加えられていない砂浜です。
駐車場から遊歩道を1km近く歩かなくてはいけないため、時間に余裕を持って行くのが無難です。
コロナウィルス感染症や東日本大震災の復旧工事の影響で、閉鎖となる可能性もありますので、観光や旅行の際は観光協会等のウェブサイトを確認して下さい。
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