宮城県石巻市の北上川河口付近にある網地島ラインの発着所から乗船し、船に揺られながら約40分ほどで到着する田代島は、宮城県石巻市に属する猫の島としてとても有名になった離島です。
約60名ほどの住民が住んでいる面積が2.92平方キロメートルほどの田代島は、沿岸漁業や沖合漁業の島として発展し、南部にある仁斗田地区と、北部にある大泊地区の2つの集落が存在しています。
この島では昔から猫は大漁を招く縁起の良い生き物として大切にされており、岩が崩れた事故で亡くなったねこを葬ったところ、大漁が続き、海難事故もなくなったという言い伝えから、島には猫が祀られた「猫神社」も存在しています。
島内には、ロッジが集まるマンガアイランドや、休憩処「島の駅」、クロネコ堂などの観光施設もあり、観光客による猫への餌やりは禁止となっていますが、島内に設置されている「ねこごはん おあずかり箱」にて寄付を募り、猫の体調を管理しながら島民が餌やりを行っております。
話は変わりますが、昨年の春に21歳で亡くなった黒猫の「めんめ」に姿形だけではなく、尻尾の形まで同じだった子猫の出会いがありました。
その場でのお別れとなりましたが、猫の生まれ変わりとか亡くなった猫が会いに来るというのは迷信ではなく、本当にあるのだと思えるような不思議で奇跡的な体験もありました。
この記事へのコメントはありません。