コバルトブルーの湖面が美しい青池などの複数の湖沼で構成される白神山地・十二湖の映像です。
十二湖は、青森県西津軽郡深浦町に位置する湖沼群の名称で、 屋久島とならんで1993年(平成5年)12月に日本で初めてユネスコ世界遺産(世界自然遺産)に登録された白神山地(しらかみさんち)の一角にあります。
これらの湖沼群は、1704年に発生した能代地震で標高939.9mの崩山(くずれやま)が崩落した際に、川が堰き止められた事で形成されたと推定され、この山の八合目に位置する「大崩(おおくずれ)」から湖沼群の風景を眺めると十二個の湖が見えていた事から「十二湖(じゅうにこ)」と言われるようになったとされています。
実際には33個の湖沼が存在していますが、全ての湖沼を見るのはかなりの距離を歩く必要があり、一番長いコースの所要時間は5時間以上にも達します。
難易度に合わせて複数のトレッキング・ハイキングコースが設定されていますが、どのコースも比較的傾斜が緩やかな散策路が続き、距離が短めな青池・沸壺コースは軽装で訪れた初心者でも充分に大自然を楽しめるコースとなっています。
青い湖面が美しい青池と世界自然遺産、白神山地・十二湖の美しい風景 | 青森県深浦町

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