Shibata Fantasy Illumination 2020
宮城県柴田郡柴田町の船岡城址公園で開催したイルミネーションイベント、Shibata Fantasy Illumination 2020の映像です。
桜の名所としても知られている船岡城址公園は、船岡平和観音がある場所に四保館(しほたて)とも呼ばれた船岡城が存在していた公園です。
昭和45年にNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』の放送が行われると、ドラマの舞台になった船岡城址公園も注目されるようになり、多くの観光客で賑わう観光名所として知られるようにりました。
その20年後となる平成2年には、白石川堤一目千本桜と共に船岡城址公園の桜が、宮城県内で唯一となる日本さくら名所100選に選ばれると、船岡の名が日本全国に知れ渡るようになります。
この動画で紹介しているイルミネーションイベント「しばたファンタジーイルミネーション」は、過去に「しばた光のページェント」の名称でJR船岡駅前や船岡城址公園を会場に実施されていましたが、現在は独立して行われているようです。
公園内全体にイルミネーションが装飾されているだけではなく、カラフルな光でライトアップした光の回廊の中をくぐり抜けるスロープカーの運行も随時行われており、頂上にある船岡平和観音周辺では柴田町が誇る99万ドルの夜景と共に美しいイルミネーションが観賞できます。
何故99万ドルの夜景なのか?
100万ドルの夜景ほどではないから1万ドル減らして99万ドルにしたのだそうですが、公式でも船岡の滑走路など様々な名称を付けて、船岡城址公園から眺める夜景に親しみを持って頂けるように工夫をしているようです。
徒歩で夜景を見に行くことも出来なくはないですが、イルミネーションや夜桜のライトアップなどの期間にスロープカーの夜間運行が行われるタイミングじゃないと、なかなか見に行く事はできません。
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