国の天然記念物、名桜「鹽竈桜(しおがまざくら)」が咲く東北の桜名所として知られる、宮城県塩釜市の鹽竈神社・志波彦神社の春の風景です。
同一境内に二社が鎮座する志波彦神社・鹽竈神社(塩釜神社)は、創建年代こそは明らかになってはいないものの、起源は奈良時代以前に遡る歴史の長い神社です。
主祭神となっている塩土老翁神(シオツチオジノカミ)は鹿島神武甕槌神と香取神経津主神を引き連れて塩釜に訪れたとされ、二神が去った後も塩土老翁神だけはこの地に残り、人々に塩の製法や漁業を教えたと言い伝えられています。
また、宮城県内でも有数の花の名所としても知られおり、春にはソメイヨシノや枝垂れ桜を中心に約40品種の桜が咲き、ソメイヨシノが見頃を迎えてから約1週間程遅れて、八重咲品種で花弁が35~50片にもなる国指定の天然記念物「鹽竈桜(シオガマザクラ)」も咲き誇ります。
2019年に撮影した映像ですが、中国の伝統楽器である二胡の幻想的な音色に合わせた4K映像を製作してYoutubeで再公開しました。
春以外にも初詣や参拝などで多くの人が訪れる人気のパワースポットとしても知られているので、東北地方に観光で訪れた際は立ち寄ってみても良いのではないでしょうか。
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