千と千尋の神隠しの世界観を感じる四万温泉積善館と昭和レトロな温泉街の風景
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったと噂される四万温泉積善館(せきぜんかん)と昭和レトロな雰囲気を感じる温泉街の風景を撮影しました。
四万温泉(しまおんせん)は群馬県吾妻郡中之条町に位置する温泉街で、奈良時代末期から平安時代初期に開湯し、戦国時代末期に初めて湯宿が設けられた長い歴史があります。
その中でも現存する湯宿の中で日本最古の湯宿となっている積善館は、元禄4年(1691年)に開業しており、その重要性から群馬県の重要文化財にも指定されている。
また、宮城県の峩々温泉、大分県の湯平温泉と共に「日本三大胃腸病の名湯」と呼ばれている他、強酸性の草津温泉で湯治をした後、保湿・美肌効果のある四万温泉に滞在するのが定番になっていた事から「草津の仕上げ湯」とも呼ばれています。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の「油屋」モデルにもなったと言われる温泉街は複数ありますが、宮崎駿監督自身が日本各地の温泉街をモデルにしたと認めながらも特定のモデルは無いとも発言しており、真相は未だに分らぬままとなっております。
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