ANA全日本空輸がローンチカスタマーとなって、開発が進められてきた最新鋭旅客機であるボーイング787-8ドリームライナーは、2011年10月26日に787としては世界初となる商業飛行を行いました。
ボーイング787は、同じボーイング社が製造した757や767、そして777の一部後継となる中型ワイドボディジェット旅客機に位置付けられています。
機体の大部分にはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)をはじめとする複合材を採用して高剛性化や軽量化を図っているのが主な特徴で、その使用比率は50%にもおよび、ボディーの大型化や客室与圧を高められた事で快適性が増すと共に、航続距離や巡航速度の向上にも貢献しています。
また、主翼にもカーボン複合材を採用して、軽量化を図ると共に剛性を高められた事で、787の特徴でもある上方に反り返ったしなやかで細長い翼を採用する事が可能になりました。
2基搭載しているターボファンエンジンも新設計のものが採用され、大口径で効率の良いエンジンでありながらも、燃費が良く騒音も少ないエンジンが搭載されています。
今回の動画では、世界初の商業飛行を行った全日本空輸のボーイング787-8ドリームライナーを秋田空港や成田国際空港、東京国際空港で撮影した映像を約29分間の動画としてまとめました。
各地の空港で見る事ができる四季の綺麗な風景と共に最新鋭旅客機の美しい機体をお楽しみ下さい。
ANA 全日本空輸のボーイング787-8飛行機離着陸動画集
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