ボーイング777のレドームが付いたANAのボーイング767-300が仙台空港に着陸
旅客機の機体先端にはカバーのような物が付けられているのをよく見かけると思いますが、この中には前方の雲の有無を探知する「気象レーダー」をはじめ、幾つかのアンテナが装備されています。
これをノーズレドームやレドームなどと呼びますが、空力を考えて尖ったような形状にしているだけではなく、先端に取り付く都合上強度も必要となる事に加え、塗装を施しても確実に電波を透過できるように作られています。
この部品の強度を高めてもバードストライクや落雷などによって破損する事も稀にあり、レドームを交換した後に整備の時間が確保されるまで塗装違いのレドームが取り付けられる事もあるそうです。
在庫がある場合は当該機種と同じボーイング767用のレドームが取り付けられますが、この機種の場合は共通部品となっているボーイング777用のレドームが取り付けられています。
そのため、塗装が一段ずれている部品が付けられているなんて事もごく稀にあります。
ボーイング777のレドームが付いたANAのボーイング767-300が仙台空港に着陸
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。