秋田県湯沢市の小安峡温泉から国道398号線を北西側に進んだ場所に位置する小安峡大噴湯(おやすきょうだいふんとう)は、皆瀬川の急流が長年にわたって両岸を侵食して形成されたV字型の峡谷にある観光名所で、栗駒国定公園内にあり、ゆざわジオパークのジオサイトにも認定されています。
上流にある小安峡温泉の近くにあり、四季を通して自然豊かで雄大な景色を観賞できる事から観光地としても人気が高く、新緑や紅葉シーズンの他、年間を通して県内外の観光客が多く訪れています。
皆瀬川の上に架かる河原湯橋から見下ろすように眺める風景を楽しめるだけではなく、川沿いまで降りる事が出来る遊歩道から岩肌の隙間から高温の蒸気が噴き出す様子を眺める事が出来ますので、湯けむりや温泉が好きな人にもオススメしたい観光名所です。
国道398号線を渡ると無料駐車場やトイレが整備された観光物産館もあり、お土産品の購入の他、敷地内では源泉かけ流しの足湯も楽しめます。
2020年は東北地方で初めてとなる内閣総理大臣に就任した菅義偉氏の出身地である湯沢市の知名度が上がり、小安峡には例年よりも多くの観光客が訪れていました。
遊歩道には下流側から入って上流側から抜ける人を多く見かけますが、上流側の階段の方が勾配がきついので、上流側の階段から降りて下流側の階段から上るのがオススメです。
小安峡大噴湯の紅葉 秋田県湯沢市小安峡温泉の風景

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