秋田県の横手市・美郷町にまたがる金沢(かねざわ)地区のお祭りとして行われている「後三年 秋の陣 in金澤」の花火イベント、「2021年 後三年秋の陣〜金澤花火〜」の映像です。
2020年から続く新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点から、例年行われている音楽演奏や体験型イベント等を取り止めて、安全面に配慮した花火打ち上げイベントを道の駅美郷(旧:道の駅雁の里せんなん)で実施しました。
今年の花火大会は秋田県内にある2つの花火業者が担当し、「後三年秋の陣〜金澤花火〜」を秋田県大仙市の響屋大曲煙火株式会社を担当、20時からは美郷町の大久保煙火製造所がコロナウィルス感染症の早期収束を願った「新型コロナウイルス撃退祈願花火」を打ち上げております。
音楽に合わせて花火を打ち上げるミュージックスターマインも行われていましたが、奥行きを持たせたV型の煙火打ち揚げ筒の配置が気になったのと、音楽の著作権を考慮して斜め前方に花火が見える位置から撮影を行いました。
正面から見ると扇形の花火になるけど、斜め後方から見ると扇型にならない立体感がある花火になるという新発見が出来たのが良かった。
金澤地区は後三年合戦の舞台となった地域で、平安時代後期の奥州平泉黄金文化を築き上げた奥州藤原氏が登場するきっかけとなった戦いが行われました。
また、金沢地区は納豆発祥の地にもなっており、後三年の合戦時に農民が俵に詰めた煮大豆を源義家に差し出した所、煮大豆が数日後に香りを放って糸を引くようになりました。食べてみると意外においしかったため食用とし、農民たちもやがてこれを知って、自らも作って後世に伝えたといいます。
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