宮城県仙台市の中心部から山形方面に向かって約60分程の山間部に位置する定義如来 西方寺は、親しみを込めて「じょうげさん」や「じょうぎさん」と呼ばれている浄土宗の寺院です。
平安時代末期の武将である平 貞能(たいら の さだよし)が壇ノ浦の戦い後に当地に隠れ住んだとされる場所で、貞能の死後に遺言に従って墓上に小堂を建て、阿弥陀如来の宝軸を安置したというのが始まりであるそうです。
現在は定義山名物の三角油揚げが特に有名で、日本国内のみならずアジア圏を中心とした訪日外国人などが、年間で100万人が訪れる杜の都仙台の観光名所として知られるようになり、秋保や作並温泉などを含めた温泉旅行のお立ち寄りスポットとしても人気があります。
定義如来 西方寺には山門をくぐり抜けた先にある貞能堂をはじめ、御本尊がまつられている大本堂や人類恒久の平和を祈る五重塔があり、境内にある展示室では定義如来の歴史を知る資料が展示されています。
2020年から2021年にかけては東北地方太平洋側でも大雪になる日がとても多く、定義山でも美しい雪景色を見る事が出来ましたが、 積雪量が多く屋根から雪が落ちてくる危険性がある時は、参道の閉鎖や一部拝観中止などの対応も行われますので、観光時には公式ウェブサイト等で確認して下さい。
仙台冬の風景・定義山 西方寺の雪景色 | 宮城県仙台市
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