成田国際空港に着陸した、スカンジナビア航空のエアバスA340-300 OY-KBCです。エアバスA340は、A330と同時に開発したターボファンエンジン4発の中型ワイドボディジェット機で、ETOPSの制約により洋上飛行が出来ない中長距離路線のA330と洋上飛行可能な超長距離路線用のA340に分けられました。
従来のETOPSルールでは着陸可能な空港から60分以上離れたルートを飛行する事が認められていませんでしたが、双発ジェット機に搭載しているエンジンの信頼性が向上すると共に、ETOPSルールが改正され、双発ジェット機でも洋上飛行が可能になりました。そのため、エアバスA340の売りの一つであった超長距離路線用の旅客機であったメリットを失います。
スカンジナビア航空のA340-300 OY-KBCが成田国際空港に着陸

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