【4K UHD】奥日光名瀑三滝の美しい紅葉 | 秋の奥日光オススメ自然散策スポット 華厳の滝・竜頭の滝・湯滝
栃木県日光市は、世界遺産の日光の社寺に代表される日光東照宮や江戸時代に開湯した鬼怒川温泉などがある山に囲まれた市です。
市域の87%を山林が占めており、自然豊かな景勝地や鬼怒川の支流となる河川が数多くある事でも知られています。
鬼怒川の支流となっている河川の一つである大谷川は日光国立公園内にある中禅寺湖から流れを発し、またさらに上流の湯ノ湖から流れて中禅寺湖に注ぐ湯川は、中禅寺湖の主要な水源となっている河川の一つになっています。
その2つの河川には、華厳ノ滝・竜頭ノ滝・湯滝と呼ばれる3つの滝があり、それらの滝は奥日光名瀑三滝、または奥日光三名瀑と呼ばれています。
0:00 湯滝・湯ノ湖
奥日光名瀑三滝を構成する湯滝(ゆたき、ゆだき)は、日本百名山のひとつである日光白根山の麓に位置する湯ノ湖が水源となり、高さ70メートル、幅25メートルの斜面を流れ落ちた後に、湯川となる壮大な滝です。
自然豊かな風景と共に、湯ノ湖を形成した溶岩の上を豪快に流れる水の音が魅力的な滝となっており、滝つぼ周辺や滝口周辺から、この滝を眺める事ができます。
5:24 竜頭の滝
竜頭の滝(りゅうずのたき)は、湯ノ湖が水源となって戦場ヶ原を流れ下ってきた湯川の末流となっている滝で、男体山の噴火によってできた溶岩の上を長さ210メートル、幅10メートルに広がりながら流れ落ちる渓流瀑です。滝を流れ落ちた水は日本の湖沼では25番目の面積規模を有する中禅寺湖に注ぎます。
この滝の名称は、湯川を流れてきた水流が滝つぼ周辺の岩場で二つに分かれる姿から由来し、その姿が竜の頭に似ている事からその名が付けられたと言われております。
8:35 日本三大名瀑 華厳滝 (華厳の滝)
華厳滝は、約2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖である中禅寺湖から流れを発し、落差97mを一気に水が流れ落ちる様子が壮大である事から、奥日光名瀑三滝のみならず日本三名瀑のひとつにも数えられる直瀑です。
また、中禅寺湖から漏出した伏流水が簾状となって華厳滝中段付近から流れており、そちらは十二滝と呼ばれています。
華厳滝は滝口付近の観瀑台から眺める事も出来ますが、観光客向けに整備された落差100メートルの華厳滝エレベーターで、滝壷近くにある観瀑台から眺める事も出来ます。
この記事へのコメントはありません。