奈良井宿 江戸時代の歴史と風景を残す中山道 木曽路十一宿の街並み
江戸時代の風景を残す奈良井宿(ならいじゅく)は、現在の長野県塩尻市奈良井に位置する中山道(なかせんどう)34番目の宿場町です。
奈良井宿は奈良井川に沿って約1kmにわたって形成する日本最長の宿場となっており、現在の東京都と京都府である京と江戸を結んだ約540kmの街道沿いに置かれた69か所の宿場のうち、木曽路十一宿の北から2番目に位置します。
江戸情緒溢れる街並みの景色が保存された経過としては、昭和43年頃に身近な歴史的資産の再確認と継承・維持を目的にした保存運動を他に先駆けて行い、昭和53年に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
その活動が高く評価され、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーとして文化庁が認定する「日本遺産(Japan Heritage)」のうちの一つ、木曽路はすべて山の中 ~ 山を守り 山に生きる ~を構成する文化財に選定されています。
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