秋田県秋田市にある秋田空港の撮影スポットとして知られている第3駐車場から眺める飛行機の離着陸です。航空ファンを中心に旅客機などが発着する様子を真横から眺められる屋外の飛行機観賞スポットとして知られていて、滑走路の運用がRWY28の時には、旅客ターミナルに向かって誘導路をタキシング中の飛行機を至近距離で見る事ができます。
2011年は、日本航空が地方路線を中心にマクドネル・ダグラスMD90-30で運航していました。
現在は国内の航空会社からMD90の全機が退役しているため、海外の航空会社が飛ばさない限り見かける事は無くなりました。
この機体はリアマウントエンジンとT字尾翼を採用したスマートな機体で、DC-9の胴体延長型として開発したMD-81をさらに延長して、インターナショナル・エアロ・エンジンズのV2500ターボファンエンジンを搭載しています。
ダッシュ8-Q400はカナダのデ・ハビランド・カナダが開発したDHC-8を基にボンバルディア・エアロスペース社が改良および生産をしているターボプロップ機で、静音を意味するQuietの頭文字を付けたQシリーズとして1996年から生産が行われています。
日本国内では、YS-11で運航していた地方路線を中心に2003年から運用が行われています。
秋田空港では、旅客ターミナルと第三駐車場共に着陸する様子を横から眺められるため、旅客機のスラストリバーサーが作動している様子も観察できます。
撮影当日は、航空自衛隊のレイセオンU-125Aが離陸する様子も見る事ができました。
滑走路から離陸する様子もよく見えますが、滑走路の運用がRWY28の場合のみで、運用が逆側からの場合は離陸する瞬間を斜め後方から見るような感じになります。
この撮影スポットはとても見晴らしが良いので、アプローチから誘導路に進入する瞬間まで物陰に隠れてしまうような事はありません。
旅客機が誘導路を走行している時は、とても近い位置から眺める事ができるため、大きさや音の迫力を感じられると思います。
四季を通して色々な景色が楽しめる上に、写真だけではなく動画撮影もしやすい空港なので、カメラ初心者からでも気軽に楽しめる飛行機撮影スポットであると思います。
撮影場所:秋田県秋田市 秋田空港
撮影日時:2011年6月12日
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