2011年3月11日に東北地方太平洋側沿岸部で未曽有の被害と多くの死者を出した東日本大震災発生から1年が経過した仙台空港です。
変わり果てた故郷の景色を見つめ、亡き人を思い、悲しみやぶつけようのない怒りを感じながら過ごしてきた東北の人々にとっては短いようでとても長い一年であったと思います。
津波によって被害を受けた仙台空港にとっても長い1年となってしまい、旅客ターミナルが使用できないままでの臨時便の就航、国際線チャーター便の運航、2011年の年末にはやっとの思いで全ての機能が完全復旧いたしました。
3.11東日本大震災あれから一年 仙台空港で黙祷
そして訪れた2012年3月11日には、東北地方沿岸部各地で慰霊祭が行われましたが、仙台空港でも1階噴水前を会場に、震災で亡くなった方々に捧げる黙祷が行われました。
ウクライナ政府専用機 イリューシン Il-62M離陸
国際会議と被災地訪問を兼ねて日本を訪れていたヴォロディミル・リトヴィン・ウクライナ最高会議議長(H.E. Mr. Volodymyr LYTVYN, Chairman of the Verkhovna Rada of Ukraine)を乗せて帰国するウクライナ政府専用機 イリューシン Il-62Mの離陸です。
仙台空港 全日本空輸 ボーイング767-300 離陸
ANAによる復興支援の一環として、ボーイング767で運航している大阪・沖縄路線を中心に、「心をひとつにがんばろう●ニッポン」のロゴが入った旅客機を可能な限り就航させるイベントも行われました。
仙台空港 09エンド 飛行機の3機連続タキシング&離陸映像
海上保安庁ダッソー ファルコン900 JA8571・アイベックスエアラインズ ボンバルディアCRJ-700 JA06RJ・J-Air エンブラエル ERJ-170-100の3機が続けて離陸するシーンです。
仙台空港 ユナイテッド航空 ボーイング737-800の離陸
いつもと変わらない光景も見る事ができた1日でしたが、東北が完全復興するまでは、まだまだ先は長いのだろうと感じた1日でした。
撮影場所:宮城県名取市 仙台空港
撮影日時:2012年3月11日
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